箱根・宮ノ下の有名店、渡邊ベーカリー。
明治24年創業の老舗のベーカリーでありながら、えっ!と驚く面白い商品を扱っています。
一番の有名商品は温泉シチューパン。
ここでは、こちらでしか食べられない、美味しい商品をご紹介していきます。
渡邊ベーカリー
住 所 神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下343-3
電話番号 0460-82-2127
営業時間 9:30~17:30(4月~9月) 9:30~17:00(10月~3月)
定休日 水曜日、第3火曜日
※こちらは撮影日(2019年11月)現在の情報になります。
渡邊ベーカリーの店構え
宮の下交差点からすこし入ったところに渡邊ベーカリーはあります。
近くにある有名なものは、富士屋ホテル。
少しレトロ感もある外観。外にはベンチがあります。
店頭の看板をみると、何やら気になる文字が。
梅干あんぱん!?
とっても気になる上に、書体や看板の形も可愛い・・
渡邊ベーカリーの店内の様子
お店は入るとすぐショーケースの棚。入口の反対側のスペースにイートインの場所があります。店内の奥にレジとパン作りの場所がありました。
ショーケースには、親しみやすい形のパンが並んでいます。お子様も夢中になって食べそうなものも。
それでいて、よく見ると「ん?なにこれ」という商品が・・
いろんな山の名前が付いたパンも。面白い。
渡邊ベーカリー自慢の逸品「温泉シチューパン」
さて、このお店に来た一番の目的、温泉シチューパンを注文します。(支払いにはpaypayが使えました。)
温泉シチューパンはドリンクとセットで注文。レジで注文して数分で用意してくださいます。セットドリンクはコーヒーやジュースなどから選べる形。
オレンジジュースと合わせて注文して955円でした。(※税率10% 19年11月の価格)
この温泉シチューパン、毎年1月2日に箱根駅伝で観客に振る舞われることで有名なのですよね。箱根駅伝ファンとして、一度食べておきたかった。
出てきました!はじめは蓋をされてる形で出てくるのですね。
丸型のフランスパンを器にしています。お手拭きと比べていただくとわかりますが、大きさはそこまで大きくはないです。
おお、ビーフシチューがでてきました。おいしそうな色合い・・・
中には、大きいビーフとジャガイモ、ニンジンが入っています。
少し固めのパンをコクのあるビーフシチューに付けて食べる至福・・・。
お肉やお野菜もとろけそう。美味しかったです。
ちなみに店内で店頭のパンを頂くことも可能です。
渡邊ベーカリーの味をお家へのお土産に
観光地ということもあって、こちらの商品をお持ち帰りしてお土産にする方も多いようです。
私も例にもれず、数点お土産に。
店頭で気になっていた、梅干あんぱんをゲット。
割ってみると、あんこの下に梅干しが・・・
どんな味がするのかと恐る恐る食べてみると、これがまたうまい。
少し甘さ抑え目の餡に、塩気のきいた梅干しが絶妙にきいています。梅干しもそこまで酸っぱいという感じではないので、良いお味。他にはない味で、また食べたい。
もう一個、きになった丸ごとみかん。
食べたのが買った翌日だったので中身が沈んでしまった可能性が高いのですが、断面を見るとこんな感じ。
少し洋酒が入っているのかな。ちょっとしたアクセントが感じられ、ジューシーさを感じました。
あと、もう一個お土産を買っていて、それがこれ。
箱根ワタナベのパン粉。
気になって買ってみたのですが、これで揚げ物を作ってみたところ、パリっと揚がって買ってよかったです。
一度に使わないときは冷凍するといいよとお店で教わったので、そのようにして使いました。しばらく箱根の余韻に浸ることが出来て良いお土産でした。
渡邊ベーカリーに行くときの注意点(駐車場)
とっても良かった、とても気に入った渡邊ベーカリー。
また行きたいと思っています。ただ一つ注意点がありました。
それが駐車場。
宮ノ下交差点から国道一号線の小涌園の方に曲り、お店を越えた先に駐車場があるのですが、その位置がカーブの頂点にあるのです。
先がちょうど見づらく、交通量もあるので、誰か先に降りて誘導しないと危険な気がします。
建物内の駐車場で視界がかなり狭く、また3台しか止められないのでいっぱいになっていることが多いです。
止めるのに苦戦したという話が食べログにも出ていました。
可能なら、徒歩で行った方が良いかもしれませんね。箱根登山鉄道 宮ノ下駅から徒歩で10分程度で着くと思います。
というわけで、渡邊ベーカリーの変わり種パンをご紹介いたしました。また行きたいな!