プクプクとした愛らしい姿をした多肉植物。
多肉植物とは、葉、茎、根に水を貯えた植物の総称で、いろいろな種類があります。
バラのような形の花の形をした「エケベリア」属や、グランドカバーにもなる横に広がっていくものが多い「セダム」属、蓄えた水が透けて見えそうな葉をもつ「ハオルチア」属などがあり、そこからまた細かな品種に分かれています。
原種だけで15000を超えると言われていて、アフリカやチリ、マラダスカルなどをはじめとした地域や、中国の高地や乾燥した砂漠などそれは世界各地に分布しています。日本にも原種も存在します。
最近は交配が進み、園芸種としての種類は本当にたくさん。網羅しきれないほどです。
愛好家の皆さんは、この多肉植物たちをどのように楽しんでいるのでしょうか。
多肉植物の楽しみ方（1）集める
沢山の種類の中から好みの物を探し、集めていくのがまず第一の楽しみ方。
集め方の方法をいくつかご紹介。
園芸店・ホームセンターで買う
多肉植物の入手方法として一番簡単に手に入るのは「お店で買うこと」です。
近所の園芸店やホームセンターに行ってみると、お店の片隅に置いてあるかもしれません
あるいは、インテリアショップに売られていたり、100円ショップにさえ置いてあるところがあります。
初めは身近なここから入る方が多そうです。私も園芸店が最初だったと思います。
多肉植物専門店で買う
多肉植物に目が行きだすと、初めに行ったお店は限られた品種しかなかったことに気が付きます。また、「普及種」と言われる一般的な品種が多かったりもします。。
（もちろん普及種は普及種で良いですよ。とてもいい品種が多く、日本の風土に合っていて育てやすいです。私も好きな品種がたくさん。）
そうなってくると、もっとかわいい品種を求めて今度は品ぞろえのある園芸店や多肉植物を多く扱うショップを探すようになります。
（写真：多肉植物専門店「カクト・ロコ」さん）
そして多肉植物専門店に足を運ぶようになるころには、もうどっぷり多肉の世界にはまっていることでしょう。ようこそ（笑）
ネット通販やイベントで買う
そのほか、ネットの通販も入手方法の一つ。
欲しい種類がなかなか見つけられない時、ネットだとあったりするんですよね。
専門店のネットショップもチェックすると良いですよ！
イベントで買う
多肉を売るイベントが各地であり、ここでも新たな品種との出会いがあります。
各地で行われるeventとして有名なものは、東京・大阪・福岡などで行われるロハスフェスタ、名古屋の東海エコフェスタ、東京でのサキュレントフェスなどがあります。
珍しい品種や海外苗（とりわけ韓国苗）を入手するのに便利な方法と言えます。
（写真：東海エコフェスタでの販売の様子）
インスタグラムで買う
愛好家の中で盛んにおこなわれているのが、インスタグラム上での販売会。
頻繁に行われているので、私は毎日チェックしてしまいます。
販売アカウントをフォローチェックしましょう。
多肉植物の楽しみ方（2）育てる
愛好家の方は、こうやって入手した多肉をそれぞれの方法で育てていきます。育て方は人それぞれ。
いろいろな品種を混ぜて一つの鉢にいれて「寄せ植え」を作る方。
一つの品種を一つの鉢で育てていく方（私は主にこれ）。
地植にしたり、水耕栽培をしたり。吊り下げたり、ジオラマを作ってみたりする方もいます。鉢も一般的な鉢だけでなく、リースや流木に植えたり・・。他の楽しみ方もあるでしょう。
（写真：多肉植物専門店「カクト・ロコ」さん店頭の寄せ植え。可愛い）
置き場所や水やり、土の配合など栽培の仕方もそれぞれのこだわりポイント。
自分と自分の環境にあった形を探していくのもまた楽しみの一つです。
多肉植物の楽しみ方（3）増やす
成長してきた茎や葉から増やすのが簡単なのも多肉の魅力であり、一喜一憂する楽しみ方法でもあります。
増やし方は「株分け」や「差し芽」「葉挿し」「実生」など様々な方法があり、多肉の種類によって向いているものがあったりするので、それを確かめながら行うのも一興です。
多肉植物の楽しみ方（4）写真を撮る
可愛い多肉は自分だけでなく、人に見せたくもなります。「うちの子可愛いでしょ」と（笑）
そうすると、手軽なのがインスタグラム。多肉ブームを一番感じるツールかもしれません。
検索してみると、それはそれは可愛い多肉たちに出会えますよ！
（私はインスタは見る専門なのですが、そろそろ投稿もしようかなと思っています。投稿しだしたらまたご紹介しますね。）
greensnap(グリーンスナップ）というアプリも多肉好きが集まっています。
多肉植物の楽しみ方（5）新しい品種を作り出す
上級者向けと言える楽しみ方として「交配」もあります。
AとBを掛け合わせてCを作り出すような育て方で、まさに新しい品種を作り出す方法。
難しい方法でもあります。
私はこれを楽しむまでには達していませんが、交配したものを愛でるのは好きです！
多肉植物の楽しみ方は人それぞれ
沢山紹介しましたが、それぞれの方法で楽しんでいるということが垣間見えたかな。
いろいろな楽しみ方ができる多肉植物なので、園芸店などで見かけたら、手に取ってみてほしいなと思います。
私も初心者。そんなに多くの種類を持っているわけではないのですが、一つ一つを愛でるの愛だけはたくさん持っています。
気になった方、一緒に多肉ライフを楽しみましょう！
