今週末(2019年6月1日~6月2日)に、愛知県名古屋市にある有松という場所で、「有松絞りまつり」が行われます。
この町は、今も江戸時代の面影を残し、そのころより絞染の産地として有名なところです。
この町で、年一度行われるのが、有松絞りまつり。
絞染やお着物の魅力のある、とっても素敵なお祭り。
昨年の様子をお伝えしながら、このお祭りの魅力をお伝えしたいと思います。
有松絞りまつりは駅から楽しい
有松絞りまつりに行くには、名鉄名古屋本線の「有松」駅が便利です。
お祭り期間中は、臨時で電車も止まるほどの便利さ。
改札をでると、もうすでにイベントが開催されていました。
すぐのところで、職人さんたちが、作業する様子を見れるようになっているのです。
こんな実演を近くでみることが出来るなんてすごいですよね。
駅を降りて、ロータリーに出るところにも人がたくさんいたのですが、さすがに有松。お着物の方が多くて眼福でした。
駅から会場まではすぐなのですが、その間にもお店が出ていて、ハンカチやらタオルやらの染め物などが売っていました。
ここで足を止めてしばらく買い物しちゃいました。
有松絞りまつりの会場の様子
会場となっている場所はお店やらお家の立ち並ぶ通りです。
お店が左右に並ぶ場所や、飲食を売っている場所は、このようにとても混んでいました。
各お店では、お洋服に絞りがされた商品やストール、小物など。ゆかたを作るときの端切れなんかもありました。
去年買わなかったんだけど、のれん素敵なものがたくさんありました。(今年は欲しいな)
また、このように浴衣の反物も売っていました。山のように置いてあって、しかもいろんな柄が・・素敵ですね。
別料金でお仕立てもしてもらえるそうで、この奥でたくさんの方が採寸をしていましたよ。
有松絞りまつりの会場でおこなわるイベント
販売ではないイベントもたくさん行われていて、絞染体験や名品の展示なども行われています。
こんな山車が出ていたり。
ゆったりとこんな風景を見るのも楽しかったです。
有松絞りの実演
会場のいろんな場所で職人さんの実演が行われていて、詳細を少し撮影されていただきました。
(写真のピントがおかしくて、よく見えないのですが、これしかなかったのですみません)
いろんなやり方があるんだそうなのですが、この方がされているのは、台になる木の棒に太い針のようなものが出ていて、ここに布をかけます。
こんな感じでかけて
つまみながら
糸をかけていくんだそうです。
一日何時間もこの作業をしてやっと、作品の中の絞りの工程が出来るそうです。すごいぁ・・・と感心しきりでした。いいものを見せていただきました。
ぜひ有松絞りまつりへ
今日は、有松絞りまつりについてご紹介しました。
とても素敵なおまつりですので、ぜひ行ってみてください。
私も今年も行こうと思っています。