水戸のお土産として、特に有名なのは「水戸の梅」。
餡を求肥で包んで、赤しその葉でくるんだ和菓子です。
いくつかの会社さんから出ているのですが、水戸の梅と同じように、「のし梅」という商品も各社からでています。
水戸に旅行に行った義母より、「のし梅」を頂き、美味しさに感動したのでレビューしたいと思います。
「のし梅」とはどんなお菓子?
今回頂いたのは、寛永5年創業の老舗「水戸 亀じるし」という会社さんの商品です。
→水戸 亀じるし
梅干の製造を主とする漬物商から始まったというこのお店は、二代目より郷土食を生かしたお菓子作りに取り組み、現在に至るという会社さんです。
「のし梅」のパッケージ(外紙)
外紙は全体が文字でデザインされていて、ところどころに梅の絵があります。
すこし薄い青紫の色合いが素敵。
「のし梅」のパッケージ(内箱)
内箱はシンプル。大きな文字で「のし梅」と書かれています。
サイドにも書かれているのがポイント。右サイドの下の方には「水戸名物」、写真に写っていない左サイドには「昭和三十四年六月 水戸市推奨品」と書かれていました。
この素敵デザイン、なんでしょう。完全に私の好み!食べ終わってもとっておきたい気分です。
「のし梅」の中身
箱を開けると6個のマス。そこに商品が2つずつ入っていました。内箱の左側に書かれていたのは商品の絵だったのですね。
のし梅は一つ一つビニールにくるまれていました。
ビニールを外すと、竹皮につつまれたものがでてきました。
横を向けるとこんな感じで、竹皮2枚の間に、短冊状のお菓子が見えます。
竹皮をめくると、ゼリーが。このゼリーは、梅と寒天とお砂糖で作られています。
新鮮な梅肉をゼリーのようにして竹皮につつみ、程よく乾燥させて作るのだそうです。
「のし梅」のお味
食べてみると、梅の程よい酸味が感じられつつ、ゼリーとしての控えめな甘さも感じます。
寒天で作られているので、心地よい食感も楽しめ、この少量でさわやかやな梅のお味が広がります。
とても美味しい。
水戸名物「のし梅」の感想
昔からあるお菓子としては、おしゃれな商品ですよね。
シンプルな形態と食べやすさ、そして伝統。どれをとっても素晴らしいです。すべて好みでした。
この「のし梅」は亀じるし本店(水戸市見川町)のほか、茨城県内のスーパー、道の駅でも購入できます。
水戸の観光といえば、「偕楽園」ですね。
梅のシーズンはほんと混みあうようですが、これからの季節も新緑が楽しめて素敵な場所です。
また、水戸光圀公関連の史跡もたくさんあるので、そんな史跡をたどる旅も面白いかもしれません。